年寄りの免許返納★80才の姑の免許返納までの道のり~その1

みなさん おはようございます 最近は雨がたまにパラッと降るくらいで良い天気が続いていますね😊 もうじき夏休みになるし、3密を避けてお出かけの方もいらっしゃるでしょうか?! そんな移動に欠かせない車🚗 今回は、いつかは避けて通れない免許返納についてのブログです。 義両親、自分の両親も同じような事があると思う。 そういう自分だって、いつか同じような事があるだろう…。 決して他人事じゃない話です。 姑に認知症の症状がでました 実は、ここ数年前から姑に認知の症状が出始めました。 一番顕著に出ていた症状は、 日付が分からない。 同じ内容の電話をかけてくる。 言った事を直ぐ忘れる。 そういう日々のチョットした物忘れが多くなりました。 そして車を、ぶつけるとパニックになって運転出来なくなった事があり 同乗していた旦那さんと免許返納を深刻に考えるようになりました。 そして姑は結構オシャレな人です。 洋服もカジュアルな服装の私と違って、おしゃれな服装が多いです。 スッピンの私と違って化粧も きちんとします。 グランドゴルフに、俳句、そしてジムにも通っている行動的な方です。 やはり、そんな人から車が無くなる…というのは凄く大きな事だと思います。 絶対に手放さない!と言いきる姑と、事故を心配して手放すように言う家族との数ヶ月に及ぶ話し相手がありました。 どこの家庭でも同じ問題を抱えているようで、簡単には手放す事に納得しません。 勝手に車を売ってしまおうか!? 免許を何処かに隠そうか?! 事故が心配だからと何度も言いますが、私は大丈夫!まだ運転できる! 運転は慎重にしている! 事故を起こしても保険がある! そういう姑に何度も何度も話をしましたがダメでした。 色々と家族で悩みました。本当に…。 運転に無理があることを説明しても理解できません。 ある時は『もう免許返納して車を手放そうと思う』と言ったかと思うと『私は車を運転するよ』と180度違う事を言います。 ネットで認知症、事故と検索してヒットしたホームページには認知症の親が人に怪我をさせたら、子が監督義務者としてその責任を負う可能性もある と出ていました。 そして日々よく聞くニュースに老人の人身事故。 とても大きなニュースもありましたね。 度々、老人の起こす人身事故のニュースを聞く度に いつか我が家も…と他人事とは思えなくなりました。 車の運転に関しての本人の捉え方 舅の方は、一緒に暮らす妻の認知具合を目の当たりにして 車を手放したいと思っていました。 ですが姑は、考えが違います。 家が山の上ということもあり買い物の心配もありましたが、何より自分はまだ運転できる!! と言い切る姑の言葉!これが一番大きかったです。 認知で通っている病院でも、グラフを見せて説明してくれました。 姑は認知の初期だそうです。 その認知症の初期症状の患者さんに車の運転についてアンケートを取った結果を聞きました。 認知症初期症状の患者の約90%が、自分は運転は出来るという判断。 その家族に関しては約半分の50%が運転は出来ると判断。 でわ、お医者さんの意見は…。 40%に満たない割合で、運転は無理と判断されています。 それくらい自分の認知の具合が本人には自覚がないのです。 本人は認知症初期症状でも運転はできる!と思っているのです。 だから事故は減らないのですね…。 そんな姑は7月末、免許返納をしました。 次のブログでは、どんな事をしたのか どんな話をしたのか等々書いていこうと思います。